あなたの愛が、毒だとしても。
結婚を考えていた彼が既婚者だと知ったら、あなたはどうしますか?
騙されていたショックに浸る間もなく、聞こえてきたのは相手の妻が家のドアを激しく殴打する音――。
LINEマンガのオリジナル作品『あなたの愛が、毒だとしても。』は、そんな泥沼のシーンに戦慄する、男女の悲劇を描いた愛憎サスペンスだ。
会社員の燈里(あかり)は、1年付き合っている恋人の尚人(なおと)との結婚を考え始めていた。結婚情報誌を読み、結婚式にかかる費用を調べたりして想いを募らせる毎日。「まだ仕事が残ってる」と、いつも泊まらずにすぐ帰ってしまう尚人に違和感を持ちつつも、「結婚とか考えてくれてるのかなぁ」と期待を膨らませていた。
今日も燈里の家で愛を育んだふたり。去り際に「もう少しでプロジェクトも軌道に乗るから、落ち着いたら旅行でも行こう」と言って尚人が部屋から出ていった直後に、「ピンポーン」とチャイムが鳴った。忘れ物でもしたのかな? とドアを開けると、そこには知らない女性がいた。え? こんな時間に誰?
「あの、どちらさまですか?」「私、瓜生万由(まゆ)と申します」「え?」「瓜生尚人の、妻です――」
1年間付き合っていた恋人が既婚者だった......。ショックを隠せない燈里は、翌日、会社で遭遇した尚人と目を合わせられず、「どうして無視するんだ?」と問われて気持ちを爆発させてしまう。
「ご結婚されていたんですね もうすぐ赤ちゃんが産まれるそうで」「どこでそれを......」「おめでとうございます」
目に涙を浮かべながら別れを告げようとするとする燈里に対し、尚人は家まで押しかけて「妻とは何年もセックスしてない」「(妊娠方法は)体外受精だ」「別れたフリをすれば誤魔化せるさ」と弁解をはじめる。そこに......。
ドンドン! ドアを叩く音が響く。尚人の妻がやってきたのだ。「開けなさいよ! いるのは分かってるのよ!」「みなさーーん! この部屋にはふしだらな女が住んでますよー! 御主人を寝取られないように気を付けて―!」と怒鳴り散らされ、思わずドアを開けると、物凄い形相をした妻が「泥棒ネコ!」と言いながら上がり込んできた。
ところが、どうも様子がおかしい。見ると、妊娠中の妻が、下半身から血を流している。そのまま病院に搬送され、命の危機にさらされた妻。医師から母体の命を救うため、子宮摘出手術を行ったと告げられる。「あ、赤ちゃんは? 私の赤ちゃん......」「残念ながら......」。起こってしまった悲劇。そして、燈里には多額の慰謝料請求が......。
ヤバすぎドロドロサスペンス! 引っ越した先に現れる元恋人、再就職先で出回る怪文書に書かれた不倫の過去。救ってくれた社長がふと見せる、不穏な表情......主人公を襲う数々の事件は、次第に一本の線に繋がっていく。渦巻く愛憎劇を楽しもう!
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?