本を知る。本で知る。

震災時、子どもが一人で家に。サバイバルシリーズで防災意識を身につけよう!

防災のサバイバル

 未曾有の大震災から10年。あなたはその時、何をしていただろうか。

 3.11クラスの大型地震が、30年以内に発生するといわれている。その時、もし子どもが1人きりで留守番をしていたら。そう考えると恐ろしい。地震だけではなく、全ての災害はいつ発生するか分からない。だからこそ、子どもにも防災の知識を身に付けさせておく必要がある。

 「分かりやすくて読みやすい」、と小学生に絶大な人気を得ている「科学漫画サバイバル」シリーズ(朝日新聞出版)から、クイズ形式で楽しく防災の知識を習得できる『防災のバイバル』が出版された。日本をはじめ韓国、中国、タイなど、世界中の子どもたちに3000万部以上も読まれている本シリーズには、『台風のサバイバル』や『火災のサバイバル』、『新型ウイルスのサバイバル』など、次々と襲いかかってくるピンチに、子どもたちが勇気と科学の知識で立ち向かっていく冒険物語だ。

main.jpg
画像は『防災のサバイバル』(朝日新聞出版)の表紙

 本書では、人気キャラのジオ、ピピと一緒に、ノウ博士から出された「防災ミッション」をクリアしていく。ストーリーの面白さに加え、オールカラーの漫画でわかりやすく、楽しく防災の知識を得られる。

 地震発生時、自宅で1人留守番をしている、電車に乗っている、エレベーターに乗っているなど、さまざまな場面を想定し、どんな状況下であったとしても、子どもたちがパニックにならず、落ち着いて行動できるように身を守る方法が描かれている。

sub3.jpg
sub4.jpg
画像は、『防災のサバイバル』(朝日新聞出版)より

 地震だけでなく、豪雨、竜巻、雷といった自然災害や、山、海、川などで発生するアウトドア事故防止の心得、新型コロナウィルスへの感染予防なども掲載している。また、子ども部屋を「防災チェンジ」する方法も図解されている。

sub2.jpg
画像は、『防災のサバイバル』(朝日新聞出版)より

 いつ発生するか分からない大震災。子どもたちが防災に興味を持つきっかけに、親子で本書を読んでみてはいかが。


※画像提供:朝日新聞出版

  • 書名 防災のサバイバル
  • 監修・編集・著者名マンガ/韓賢東、監修/国崎信江、山本典生
  • 出版社名朝日新聞出版
  • 出版年月日2021年3月 5日
  • 判型・ページ数本体960円+税
  • ISBN9784023319455

アニメ・コミックの一覧

一覧をみる

書籍アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
もっと見る

漫画アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
もっと見る

当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!

広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?