エリカは、中学を卒業した春、母のすすめで整形をした。
容姿も部活も進路も、全部、母が理想を押しつけてくる。エリカはずっと母の言いなりだった。『親に整形させられた私が母になる エリカの場合』(KADOKAWA)は、著者のグラハム子さんの経験をもとにしたコミックエッセイだ。
はじめて母に
容姿のことを言われたのは
小学校低学年の時
「一重で可哀想に......
中学卒業したら整形させてあげるからね」
母はエリカにずっと理想を押しつけていた。エリカの好きな服を、自分が気に入らないからと切り裂き、「ショートの方が明るくて活発な子に見える」と言って伸ばしていた髪を切り、部活や人間関係にまで干渉してくる。
「お母さんはエリカのためを想って言っているの」
「医師とか弁護士とか......立派な夢なら応援できるわよ」
「整形までさせてあげる親なんてめったにいないわよ 感謝してよね!」
エリカは常に母の顔色をうかがい、母の理想に押し込められて生きてきたが、ついに心の限界がきて摂食障害になってしまう。
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