オミクロン株が猛威をふるうなか、2月7日発売の『AERA』2月14日号(朝日新聞出版)では、「自宅療養"体験的"マニュアル」を緊急大特集している。新型コロナウィルスに感染した夫と同居しながらも、自身は家庭内感染を免れたライターが取材・執筆を担当した。
記者は、「陽性」を伝えられてから夫が帰宅するまでの10分間で、夫は寝室、自分はリビングと居住スペースを分け、寝室にマスク、ゴミ袋、除菌グッズ、手袋、ペーパー類、汗を拭く大量のタオルや着替えなどを用意した。スムーズにできたのはこれらのグッズを事前に買い置きしていた成果だ、と振り返る。ネットショップでも当日中に配達はなかなか難しい。必要になりそうなものを事前に用意しておくと、感染が判明した時、即対応できる。
さらに、各自、居住スペースから出るときは使い捨て手袋か軍手をつける、「マイ除菌スプレー」を持ち歩き、触れた場所に片っ端からスプレーする、家の中でも不織布マスクを二重にするなど、感染対策を徹底した。
食事は発症の翌々日に自治体から配食サービスがあり、パスタやうどん、パックご飯、レトルトや缶詰、スナック菓子などが届いたが、届くまでに日数がかかる場合もあるので、普段から食料品を貯蔵しておくとよいという。その際、「好みのもの」を用意すること、そして、場所は違っても食事の時間を合わせ、LINEなどで会話しながら食べることで、自宅療養のストレスを軽減するのに役立ったそうだ。記者が家庭内感染せずに済んだ最大のポイントは、「風邪を疑った瞬間から居住スペースを分け、マスク着用」だという。
ほかにも幼い子どもや親と同居している人や、自宅待機で生活苦に陥った人などの体験談、「濃厚接触者未満」とされて戸惑う人々の声などが紹介されている。
今回の表紙は、モデルとして活躍し、2月18日公開の映画「牛首村」に主演、俳優としてもデビューするKōki,さんだ。モデルと俳優、大きな違いは「演じる役に名前があること」だと話すKōki,さん。実はホラーは苦手だそうで、台本の「あるシーン」を初めて読んだ時に、怖くて泣いてしまったというエピソードも。モデル・俳優という職業を選んだ背景や、両親・姉への思いなど、家族との時間についても語られている。
月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、ポートレートのライティングを学んでいく。今回はライティングの違いを見るために「壁バン」と、一般的な「ソフトボックス」と呼ばれる機材で撮り比べていく。普段の撮影で照明を意識しない方にこそ見てほしい。見比べると、全然異なる雰囲気の写真となるのだ。
ほか、気になるコンテンツは以下の通り。
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