コロナ禍でお金の不安が増している。とくに40代は、老後のことを考え始める時期。節約が大事とはいえ、自分のライフスタイルも大切にしたい。今回は素敵に年齢を重ねている40~60代の女性の「お金のコツ」に迫る。
2022年1月31日『素敵に暮らす大人のお金のコツ』(主婦の友社)が発売される。
本書では、エッセイストの岸本葉子さん、雑貨店店主の後藤由紀子さん、料理家の牛尾理恵さんなど、40代~60代の女性に人気の暮らし上手さんたち7名がお金のコツを紹介していく。
日々の家計管理や節約の工夫、お金のかけどころなど暮らしを豊かにしつつ節約していくコツが満載だ。
60歳を迎えたエッセイストの岸本葉子さんは、働き盛りの40代のときにはお金の出入りが激しく、家具や宝飾品にもたくさんお金をかけていた。
50代になると、自分の趣味や好みに素直になり、出費は減少。「もう消費し尽くした」という。その後、お金の使いどころは暮らしまわりにシフトし、思い切ってマンションをフルリフォーム。好きなものに囲まれる暮らしを送っている。
現在は、週1の買い出しで工夫しながら手料理を楽しむ岸本さん。自家製のぬか漬けは、20年以上も続けている。
服は自分の好みとサイズにぴったり合ったものを選ぶ。そのため、以前は百貨店で購入していたが、いまは大好きなリバティプリントの生地を購入してセミオーダーしているという。既製品よりもお手頃で好みもサイズも自分好みのものが手に入るのが魅力的だ。
静岡県の沼津市で雑貨店「hal」を営む後藤由紀子さん。2人のお子さんが独立し、久しぶりの夫婦ふたり暮らしに戻ったという。
彼女がお金の使い方で意識しているのは、「落としどころ」。「どこで」「誰から」買うのかも大きなポイントだ。
例えば、ふるさと納税では自然災害に遭った地域の返礼品を選択することで、被災地を応援している。
週に1度訪れる産直市場では、野菜をたくさん買い込む。かごいっぱいに購入しても2000円ほどで済むという。新鮮な旬な野菜は生活を豊かにしてくれそうだ。
器にもこだわる後藤さん。それぞれに愛着や思い出がある。ミニマムや節約もいいけれど、無駄もある程度必要だという考えによる。暮らしを明るくしてくれるし、年月を重ねるごとに思い出が蓄積されていくのが素敵だ。
その他、kittinnikkiさん、経塚加奈子さん、Hitomiさん、Fujinaoさん、yumiさんら人気インフルエンサーのお金事情や、ファイナンシャルプランナーによるアドバイスも掲載。老後に使うお金と手元の資金を比較する方法や、40代からの投資デビューのポイントなど、知っておきたい情報が満載だ。
好きなものに囲まれて、おだやかな老後を過ごすためにも、早めに準備をしておきたい。
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