さまざまなジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。BOOKウォッチも番組に参加しています。
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」前回2021年12月6日は、前週(11月29日)に引き続き「Sci-Fi prototypingとは」というテーマで放送。BOOKウォッチ編集部おすすめの本は29日の放送でお伝えした『SFプロトタイピング──SFからイノベーションを生み出す新戦略』(宮本道人 難波優輝 大澤博隆 編著、早川書房)。
どんな内容なのかは、書評記事「あなたも知りたくなる、斜め上の未来を予測する手法」も合わせてご覧ください。
番組内では、ショートショート作家田丸雅智さんと、株式会社ウィズグループ代表取締役奥田浩美さん、ロート製薬株式会社でアイフォースリー合同会社を立ち上げた長岡里奈さんが、「Sci-Fi思考をどういかすか」などの話題について熱く語りました。
田丸 FM愛媛で「コトバノまほう」というコトバについて考えるラジオ番組を始めました。普段は視覚で伝えていますが、音は推敲できないので話が長くなってしまいます。
奥田 ウィズグループは「最大の英知を次の世代へ」というビジョンで、最先端の技術などを世の中に広めていく会社です。場づくりや空気づくりをしています。たからのやまは、今後起きうる課題を抽出する会社で、課題の位置にあわせて会社を移動させています。女性の起業家を増やすため、仕組みづくりをしています。
田丸 まずは好きなものを思い浮かべ、3つのキーワードを出します。そのキーワードとテーマを結びつけます。その先が浮かんでなくても良いので、言葉として聞いたことのないものを作ります。まずは空想妄想だけでもトレーニングになりますし、別のフェーズで要素を洗い出してお話にしてシェアすることで、議論を深めていきます。これがショートショートの発想法です。
自分にはできないと思わず、誰にでもできることですので皆さんに考えて欲しいですね。
奥田 Sci-Fi思考は、日本ではなく他の地域に、または違う時代に存在したらなど、軸を変えて考えることが、妄想の広がりに繋がります。
長岡 体験していないと実感できないと思っていたことが、Sci-Fi思考で空想や妄想することで実感が生まれるのかもしれません。
新しいアイディアを考えたいと思っても、今ある技術の延長で考えてしまいがちです。発想の広げ方がわからないだけで、簡単なところからSci-Fi思考をやってみたいです。
未来の世界を想像して考えることが大事だと思いました。
次回は、本日12月13日(月)19時から「人をいかに育てるか」をテーマに放送。
詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!
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