さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。BOOKウォッチも番組に参加しています。
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」 前回2021年11月29日は、「Sci-Fi prototypingとは」をテーマに放送。BOOKウォッチ編集部おすすめの本は『SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略』(宮本道人 難波優輝 大澤博隆 編著、早川書房)。
どんな内容なのかは、書評記事「あなたも知りたくなる、斜め上の未来を予測する手法」も合わせてご覧ください。
番組内では、ショートショート作家田丸雅智さんと、株式会社ウィズグループ代表取締役奥田浩美さんがSci-Fi思考について熱いトークを繰り広げました。
田丸 Sci-Fiとは簡単に言うとSF的な思考で、空想や妄想をビジネスなどに活かせないか、という取り組みです。
未来を空想や妄想しないと新しいことは出てきません。日々未来のことを考える機会は少ないですが、手っ取り早い方法がSF的に考えることで、そこから生まれるものがあると思っています。
奥田 今ある良い技術を広げたらさらに良いものができると思いがちですが、Sci-Fi思考は、将来起きるであろう事に対してフィットするテーマを考えて、そこにふさわしい技術はないか、妄想と現実の境で解決策をたくさん考えます。
逆算して考えることが大事だと思います。
奥田 日本人には向いている思考だと思います。
元々独創性を持っている日本人は、邪魔するものを取り去って空想の世界で作ったものは、誰も否定しないという考えを与えるには、最適です。
田丸 日本人は頭が固いと言われますが、常識やルールのヘルメットをかぶっているだけで、メソッドという力でこれを外すと子どもと同じくらい頭が柔らかくなります。そして大人は経験や教養や知識が効いてくるので、良いものが生み出せます。その発想からいかにアクセルを踏み込むか、ここは日本人が得意だと思います。
自信を持って、空想ネイティブとも言えるので、いかに実行に移すかです。
次回は、本日12月6日(月)19時から引き続き「Sci-Fi prototypingとは」をテーマに放送。
詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!
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