「可愛すぎる!」とSNSやテレビ情報番組を中心に話題沸騰中の「おにぎりアート」が1冊の本になった。
「おにぎりアート」とは、様々な食材を使っておにぎりを可愛く装飾した目と舌で味わえるおにぎりのことだ。家族で楽しめるだけではなく、ご飯との相性の良い食材をたくさん使用しているので、とても美味しいのもポイント。本書『〈おにぎりアートフォトブック〉OH! ざわつくおにぎり 食べてもおいしい米アート』では、もっと身近に美味しく「おにぎりアート」を楽しんでもらうために、作り方だけではなく、おにぎりの雑学や豆知識、おにぎりの年表までを紹介している。美味しく、楽しく、そして賢く「おにぎりアート」にチャンレンジできる。
著者のおにぎり劇場さんがコンセプトにしているのは、「アートだけれども食べてもおいしい」ということ。ただ見た目が「映える」だけの作品ではなく、食べても美味しく満足できる作品づくりにこだわっているからこそ、「具材は、ごはんと一緒に食べておいしいものから選んで使っています」と語る。
「おにぎりアート」を美味しく楽しむためにも、海苔、黒ごま・白ごま、とろろ昆布、カニカマ、ケチャップ、マヨネーズ、中濃ソース、漬け物、佃煮、大葉などの食材を愛用している。みなさんもこれらの食材を使って、早速チャレンジしてみない?
また今でこそ、ハイクオリティーな作品を連発するおにぎり劇場さんだが、最初は高校生の息子にもディスられまくったほどの仕上がりだったそう。しかし、よりリアルに、そしてユーモア溢れる作品となるように、試行錯誤を重ね、今ではSNSやYoutubeに公開されるたびに、「かわいすぎて食べられない!」「ほのぼのしちゃう!」「まねして作ってみたい!」というコメントが寄せられるようになったのだ。
そんな美味しさも見た目も100点満点な「おにぎりアート」作品を対象に、SNSで実施された「かわいいと思う動物おにぎりトーナメント」で、ダントツの1位に輝いたのが「メンフクロウ」である。
他にも、大葉、カニカマを駆使して有名な肖像画を模した織田信長や、心を許さない野良猫たちの集会、酢飯をキュウリで巻いた逆河童巻きの「河童」、櫛はたくあん、かんざしはパスタ、着物の柄はしそふりかけを使った首長おにぎり「ろくろ首」の作り方を紹介している。
目にした瞬間キュンが止まらなくなるようなキュートでユーモア溢れる「おにぎりアート」作品140点を詰め込んだフォトブック。友人や家族一緒に盛り上がること必至だ。
最後に、おにぎり劇場さんのコメントを紹介しよう。
それぞれのおにぎりの表情をじっくりと見ていただきたいです。黙っているけど何か言いたそうだったり、きっと今はこんな気持ちなんじゃない?などと想像しながら見てもらえたら、より楽しんでいただけると思います。きっと見方や感じ方も人それぞれ違って、それもまた新たな発見につながっておもしろいのではないかなと思います。
作品を見ていただいて、まねして作ってみようかなと思ってくださったらうれしいですし、身近な人を楽しませるツールとして食べられるアートで、こんなのもありなんだと感じていただけたらと思います。
■おにぎり劇場さんプロフィール
美術講師を経て、現在はフリーのアーティストとして活動。おにぎり劇場の名では本書が初の著書となる。本書内のイラストも手掛けている。たまに試食係兼母のおにぎり評論家の高校生の息子にディスられながら、日々、個性的なおにぎり作りに邁進。愛用のお米は伊賀米。
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