全世界で話題となった「イカゲーム」や「愛の不時着」「梨泰院クラス」など、ますます人気が高まっている韓国ドラマ。ヒロインを演じる女優たちの素顔は、意外にもあっさりした顔立ちだ。しかしひとたびメイクをすると、あどけなさも残しつつセクシーさが加わり、人々を虜にする美人に大変身する。
そんな韓ドラヒロインたちの美しさを徹底分析した『読むだけで韓ドラヒロインに近づける 大人の韓国女優メイク』(主婦の友社)が11月25日に発売された。
著者の石川ユウキさんは、韓国メイク、韓国文化、韓国コスメに精通するヘア&メイクアップアーティストだ。本書では、オフィスやプライベートなどシーンに合わせて、韓国ヒロイン顔になれるメイクテクニックを紹介している。メイク全体だけではなく、眉、目、涙袋、リップなど部分ごとのテクニックも掲載しているので、いいなと思うパーツにチャレンジしてみても面白そうだ。
石川さんによると、日本人女性と韓国人女性の骨格の違いから、顔立ちで大きく違う2つのポイントがあるという。それは「おでこ」と「あご」だ。石川さんは「一般的に日本女性はおでこが平面的でアゴがとがっておらず、エラが張っているのに対し、韓国女優はおでこに丸みがあり、アゴがシャープなのが特徴です。(中略)韓国では、アゴをとがらせるために、アゴ先にボリュームを足す整形をする人もいるほどです」と語っている。
わかりやすいイラストで、韓国女優と一般的な日本女性との違いを「正面」「横顔」「骨格」の3点から解説している。まずは、違いを確認するところから始めよう。
韓国女優は、360度どこから見ても美しく映るように、おでこの丸みとアゴのシャープさのコントラストを意識しているそう。
石川さんは、韓国女優の骨格を意識したヘアカットにも着目。「日本女性はおでこの生え際が四角いのに対して、韓国の女優さんは敢えてうぶ毛をつくって生え際に丸みを出し、正面から見て顔が楕円形になるようにしています」。このヘアカットの工夫も、可愛らしさと大人っぽさが同居する韓国女優メイクの魅力を後押ししているのだそう。
骨格の違いの分析をもとに、石川さんが考案したのが骨格矯正メイクだ。
「頬から下は首、と捉えて大胆にシェーディング、ファンデを丸く塗って丸みのあるフォルムを作る、地眉を無視した眉下ラインとコンシーラー涙袋で大きくなくても印象的な目元を作るのがポイントです」
この骨格矯正メイクの3法則を使って、ベースメイクの段階で骨格を一気に韓国女優顔に近づける。ベースメイクでは、顔の中央にツヤ下地を塗り、輪郭を縮小する。次に質感違いのシェーディングで、あごをとがらせ小顔に。ファンデを丸く塗り丸みを出すこと、地眉を無視して眉下ラインとコンシーラー涙袋で印象的な目元を作ること、などちょっとしたアレンジを加えるだけで骨格までも韓国ヒロイン顔に近づけるのだ。
他にも、小顔になるためのマッサージやヘアカット、ヘアアレンジなどを掲載。全方向から韓国ヒロイン顔を目指せる1冊となっている。本書を参考に、可愛らしさと大人っぽさを両立したメイク術を手に入れよう。
■石川ユウキさんプロフィール
ヘアサロン勤務、アシスタントを経てヘア&メイクアップアーティストとして独立。現在Three PEACE所属。韓国メイクを日本人女性向けに落とし込んだ「ハニルメイク」の考案者として話題に。韓国文化、韓国コスメに精通。タレント、俳優、アーティストなどからの指名も多く、メンズヘアメイクの分野でも活躍している。i-VOCEにて「石川ユウキの『なりたい顔』にマネメイク!」を連載中。この連載ではメイクイラストも手がける。美的.comのYouTubeチャンネルにてメイクアップ動画の配信も。著書に『誰でも簡単に可愛くアイドル級メイク』『HANIL MAKE-UP BOOK ハニルメイクって知ってる?』がある。
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