テレビ番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ)やおしゃれ着用洗剤のCMなどでおなじみのスタイリスト・小山田早織さん。2021年10月29日に『"着ない服"がゼロになる! 稼働率100%クローゼットの作り方』(講談社)を出版した。
前回の記事では、稼働率100%のクローゼットを作るためのルールとステップを紹介した。今回は応用編で、それらのルールやステップをインテリアに活用する方法を紹介していく。
最初に手を付けるのは、ゴチャゴチャしがちなコスメ周り。小山田さん自身も以前は洗面台の上にズラリとコスメを並べていたそうだ。しかし、肌が荒れてどのコスメが原因かわからなくなってしまったことをきっかけにアイテムを絞ることにしたそうだ。服と同様にコスメもたくさんのアイテムを持つ必要はないと気づいたという。
小山田さんのメイク道具は「無印良品のメイクボックスに収まるだけ」と決めているとのこと。定期的に中身をチェックして半年から一年で中身を入れ替えることで衛生面をキープできるだけでなく、旬顔もキープできる。
意外にも来客に一番見られているのはトイレ、と小山田さん。だから、お気に入りのアイテムや絵を飾って「おもてなし空間」にするのも手だ。例えば、ハンドソープのそばにはハンドクリームなど手のケアアイテムを置いておく。よい香りのするものなどがおススメだ。小山田さんは生花を飾ることでフレッシュな雰囲気を演出しているとのこと。
最新家電を取り入れて家事の手間を減らし、可処分時間を増やすことも提案している。本書では小山田さんが実際に使用している家電も紹介されている。例えば、東芝の洗濯機ZABOON TW-127X8Lは家庭用洗濯機の中では最大容量のため、大量の洗濯物を一気に洗えるのが購入の決め手になったとのこと。小山田さんが家電を購入する際は、とことん調べて場合によってはレンタルで実際に試してから購入しているそうだ。
他にも「タオルの色は白一択」などのアドバイスや賃貸マンションでもおしゃれに暮らせるリフォームの実例、子育て中の家庭の「散らかる問題」に対する具体的な解決策にも触れている。小さなお子さん2人を育てながら、なぜこれほどスタイリッシュな空間を保てるのか、本書にはその秘訣が詰まっている。
クローゼットや部屋を片付けることで、「自分にとって大切なもの」を見極め、過去最高の自己肯定感を手に入れたという小山田さん。服も空間も好きなモノだけに絞って、幸せ空間をつくっていきたい。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?