コロナが収束したら、海外旅行に行きたい!と心待ちにしている人も多いのではないだろうか。
ウィズコロナ、アフターコロナ時代の海外渡航には、これまでとは違った単語やフレーズが必要になる。たとえば空港でPCR検査を受ける時や、旅先のレストランで、コロナ陰性であることを証明したい時など、これまでの英会話本では対応できないことも。
『コロナ時代の英会話 旅行・生活で使えるリアルフレーズ』(イカロス出版)は、海外旅行&外国人旅行客対応に知っておきたいシーン別の英語フレーズを網羅している。
感染対策に関する呼びかけ、注意喚起、表示に加え、海外の知人や、渡航先で出会った人と英語でコロナ関連の話をする際に役立つ、コロナ下での生活や仕事の変化に関する用語やフレーズも掲載されている。
基本用語の紹介に加え、「旅の準備」「空港・飛行機内」「ホテル」「飲食店」「観光地・商業施設」「ガイドとのやりとり」「日常会話」といった7つのシーンに分けて、すぐに使える英語フレーズと会話の事例を紹介している。
たとえば、「PCR検査を受けて、陰性結果が出ました。こちらが証書です。」は、次のように言えば伝わる。
I had a PCR test and got a negative result. Here is the certificate.
知っている単語でも、使い慣れていないととっさに出てこないのではないだろうか。
ここでは、本書の中から飛行機に搭乗するまでの会話事例を一部紹介しよう。
旅行者「すみません、空港でのPCR検査を予約しているのですが、どこへ行けばいいですか?」
Excuse me. I have an appointment for a PCR test in the airport. Could you tell me where I should go?
空港スタッフ「エアポートクリニックです。この通路を進んだ先にあります。」
That would be the Airport Clinic. You'll find it down this hallway.
旅行者「陰性結果証明が発行されたら、それを持ってチェックインすればいいんですよね?」
After a negative test result is issued, all I need to do is check in with it, right?
空港スタッフ「ええ、チェックイン後は、座席番号を健康状態申請カードに記入してください。」
That's right. After the check-in, you have to fill in your seat number in the health declaration card.
「旅行者が使うフレーズ」と「施設などのスタッフが使うフレーズ」の双方を、アイコンを区別し分かりやすく記載しているため、国内で英語を使い接客をしている観光・宿泊・飲食業の方にもオススメだ。
さらに、新型コロナウィルス陰性証明(書)は、COVID negative certificate、ワクチン接種証明書はvaccination proof、消毒液はsanitizerなど、よく使われる単語や表現なども網羅している。
目次は下記の通り。
Introduction コロナ関連の基本頻出用語
Chapter 1 旅の準備
Chapter 2 空港・飛行機内
Chapter 3 ホテル
Chapter 4 飲食店
Chapter 5 観光地・商業施設
Chapter 6 ガイドとのコミュニケーション
Chapter 7 コロナに関する日常会話
英単語・表現インデックス
日本語インデックス
観光レベルの英会話なら「何とかなる」という人も、聞きなれないフレーズには戸惑うもの。どんな書類が必要なのか、事前に本書を読んでおけば心の準備ができる。海外旅行に行ける日を楽しみに、準備を万全に整えておこう。
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