ママ、やめます~余命一年の決断~
もし余命一年だと言われたら、あなたはどうしますか?
電子コミックサイト「コミックシーモア」で配信中の漫画『ママ、やめます~余命一年の決断~』では、そんな過酷な宣告を受けた女性の物語が展開されている。
42歳主婦の大塚恭子は、学校に通う娘と会社員の夫の世話に追われる忙しい毎日を送っていた。
その日の朝も同じだった。身だしなみばかりを気にして支度が遅い娘に怒鳴り、「オレ明日日帰り出張だ」といきなり言ってくる夫にも腹を立てた。「健康診断の再検査の結果聞きに行く」と言っても、2人とも何も気にしていないようだった。
「毎日毎日毎日毎日、2人のことだけで手いっぱい...」
忙しい日々に諦めのような、絶望のような感情を覚える。
だが、その感情のまま何の気なしに病院に行くと、さらなる衝撃の宣告を受けてしまう。病院を訪れた恭子に対し、医者は「落ち着いて聞いてくださいね」と切り出して余命一年だと告げる。
「なんにも...治療しなけりゃ1年くらいで......治療を始めても完治するかわからない...お金も超かかるし今まで通りの生活はできない」
「どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう」
恭子は悩んだ。頭の中がぐちゃぐちゃになりそうなほど、思い悩んだ。
そしてやがて、一つの決断に至る。
「『ママ』『大塚さんの奥さん』どれも私だけど----これから1年、私はただの『恭子』として生きたい」
主婦として家族に尽くし続けてきた女性が、新たな一歩を踏み出す。
『ママ、やめます~余命一年の決断~』は、「コミックシーモア」で第3巻まで配信中。10月9日に第4巻も発売予定。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?