雑誌「週刊朝日」連載の漫画『新生ヘルプマン ケアママ！』(朝日新聞出版)の単行本最新第2巻が、9月7日、発売された。
『新生ヘルプマン ケアママ！』は、シングルマザーの主人公・蔵野たからが、様々な困難に立ち向かいながら、一人前のヘルパーに成長していく物語。
夫を交通事故で亡くし、息子の勝利を一人で育てる蔵野たからは、もともと訪問介護事務所のスタッフとして働いていた。しかしある日、勝利の保育園のお迎えと、たからが担当する白田宅訪問の時間が重なってしまい、就職先の労働規定を破り、子連れで白田宅を訪問。上司にバレてクビになってしまう。
「失業......？」。特別なスキルもなく、できる仕事は介護だけ。勝利の保育園の更新手続きが迫る中、職を失ったたからは途方に暮れる。勝利を保育園に預けられなければ、仕事ができず、親子で路頭に迷ってしまう。なんとしても仕事を見つけなければ――。
しかしそんな中、いわく付きのヘルパー事業所「ピンフォール」に出会う。「あたしに仕事をください!!」。「ピンフォール」の人々とともに老人介護の現実を学びながら、一人前のヘルパーへと成長していく。
単行本第2巻では、たからが介護を担当していた身体まひの独居老人・白田を取り巻く人間関係が急展開し、そこにたからも巻き込まれる。泥沼化する人間模様のなかで、たからは白田に献身的に尽くし続ける。
「シングルマザーをなめんなよ！！」
さまざまな困難に、まっすぐに向き合うたからの奮闘ぶりから目が離せない。
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