「COMIC BRIDGE」で連載中の漫画『私たちは凸凹している』(KADOKAWA)の単行本第1巻が、9月8日、発売された。
『私たちは凸凹している』は、発達障害を抱える男子・アキラとキャリア志向の女子・サキの恋愛模様を描く作品。
メンズ服を手掛けるアパレルメーカーでデザイナーとして働くサキは、入社以来、人一倍熱心に仕事に取り組んできた。しかし、男社会の会社ではキャリアがなかなか伸びず、苦悩する日々を送っていた。
「小学校の時から女の子なんだからって言われ続けて」
「社会なんて会社なんて小学生以下だよ」
ある日、酔いつぶれてしまったサキは、アキラと名乗る見知らぬ男子に介抱される。「ねえ今何時? ここどこ!?」。戸惑うサキだったが、アキラから何もされていないことを知って安堵する。
サキはアキラの誠実な姿勢に惹かれていくが、実はアキラは目には見えない障害を抱えていて――。
単行本の発売にあたって著者の慎結(しんゆい)さんは、「私は障害があります」と述べ、「アキラは、私や友達、障害児教育を専門とする身内のアドバイス等を再構成したキャラクターです」とキャラクターが生まれた背景を明かした。「ぜひ、サキとアキラと、2人の周りの人達を見守っていただけたらと思います」と読者に向けて語った。
『私たちは凸凹している』は、2021年9月現在、無料コミックポータルサイト「ComicWalker」でも第2話まで公開されている。
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