夏になると無性にアイスが食べたくなり、コンビニで新作チェックしたり、SNSで人気のアイスを探したりするのが楽しみという人が多い。
そんなコンビニアイスたちを極上スイーツに変身させる魔法使いが現れた。実に今年の8月時点で52,000個のアイスを食べ歩いてきた最強のアイスマニアであり、自他共に認める令和のアイス研究家のシズリーナ荒井さんだ。
数々の情報番組でも話題の日本初のアイスレシピ集、シズリーナ荒井さんの『コンビニ&スーパーのアイスが極上スイーツに！ 魔法のアイスレシピ』（KADOKAWA）を紹介したい。材料は全て、コンビニやスーパーで手に入るものばかりなので、仕事帰りに調達して、いつものアイスを少し贅沢に味わうのは楽しそう。
紹介されている魔法のアイスレシピは、簡単かつ、調理工程が楽しいものばかりなので、まだまだ外出自粛が続く毎日を楽しく過ごすのに最適だ。子どもと一緒に作れるので、夏休みに親子でチャレンジしてみるのも面白そう。
シズリーナ荒井さんによると、夏よりも冬のほうがアイスを美味しく楽しめるという。そのワケはアイスの原材料にある。クリーム系のアイスの原材料となる牛乳や卵は、冬のほうが味わいは濃くなることから、アイスマニアの間ではもっとも濃厚で美味しいアイスを食べられるのは1～2月と言われているという新鮮な発見も。
実は季節によって味が変わるかもしれないアイス。コンビニで買える材料で簡単アレンジして、もっとアイスタイムを盛り上げよう。
目次を紹介しよう。すぐに手に取ってみたくなる内容だ。
■PART1 時短レシピ
10秒~1分で完成する、超簡単で失敗ゼロのレシピ
■PART2 ずぼらレシピ
アイス容器をそのまま使い、洗い物ゼロで作れるレシピ
■PART3 カフェレシピ
おうちでカフェ気分が味わえるレシピ
■PART4 朝食系レシピ 朝からでもアイスが食べられる、優しいおいしさのレシピ
■PART5 ヘビロテレシピ
毎日でもいけちゃう! まったく飽きがこないレシピ
■PART6 メシ系レシピ
実はアイスはご飯系とも相性抜群! ガッツリお腹を満たすレシピ
■PART7 おもてなしレシピ
お祝い事やお友達との食事会に最適！極上スイーツレシピ
■PART8 大人の休日レシピ
おしゃれで高級感も味わえる、お酒と掛け合わせた週末レシピ
《コラム》
・アイスが最高に美味しい時期
・ご当地アイスの魅力
・プロ直伝! おいしいアイスの食し方 etc.
全51レシピは、「手軽に作れるレシピ」と「おもてなしにも対応できる絶品レシピ」の2軸で構成されている。Part7の「おもてなしレシピ」は多少の手間と時間がかかるものの、見た目が豪華な絶品レシピ。
また、絶対に見逃せないのが、「おいしいアイスの食し方」だ。
著者は学生時代に「温度と味覚の関係」を研究し、人がアイスをおいしいと感じる温度は「0～10度」であることを突き止めた。市販のアイスは流通の関係からマイナス18度以下で保存されている。それならば、アイスは食べる前に冷凍庫から冷蔵庫に移すのがいい。では、何分後に食べるのがベストなのか？シズリーナ新井さんが自身が試した結果をもとにアイスの銘柄別に食べごろ時間を教えてくれる一覧を掲載している。小ネタとしても使える情報満載だ。
■シズリーナ荒井さんプロフィール
アイス研究家、イートデザイナー。荒井健治。アイスのために生まれアイスのために生きる男。アイスのお兄さん。1984年8月2日生まれ。東京藝術大学出身。アイス食歴36年。年間4,000個以上ものアイスを食べ歩く日本最強のアイスマニア。これまでに48,000個以上ものアイスを食し、独特な辛口アイス批評や意外な掛け合わせレシピが注目を集めている。TBS系『マツコの知らない世界』、YTV /NTV『ワケあり！レッドゾーン』他多数メディアへ出演中。
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