人気少女マンガ『墜落JKと廃人教師』(白泉社)の単行本最新11巻が7月20日、発売された。同作は、失恋を苦に自殺しようとしていた女子高生・扇言(みこと)と生徒から"はいじん"と呼ばれる物理教師・灰葉仁(はいばじん)のラブストーリー。
主人公の女子高生・扇言(みこと)は、失恋をきっかけに、屋上からとび降りようとしていた。「開始1ページ目で主人公が死ぬ漫画って、よくあるじゃん」。
しかし、そこに突然、生徒から"灰仁(はいじん)"と呼ばれるクズな物理教師・灰葉仁(はいばじん)が現れる。「禁煙しよっかなあ」。
灰仁から飛び降りようとしている理由を聞かれ、扇言は失恋がきっかけだと明かす。すると灰仁は、「こんな奴を振るなんて、惜しいことしたなそのガキ」と扇言を慰める。そして自殺を思いとどまるよう促す。「さっさと新しい恋して忘れちまえ」。
この世の何にも興味がなさそうな灰仁の意外な言葉に、扇言は驚く。「先生は恋愛なんてくだらないって言うタイプだと思ってました」。
「俺にも好きな女性くらいいるって」。灰仁は静かに答える。そしておもむろに好きな女性のことを語り始める。
「誰も真面目に受けないような俺の授業で、当たり前みたいに一礼した」
「それから見てるうちに気になって仕方なくなって」
「んな時に屋上に立ってるの見て、つい授業ブン投げてきちゃったじゃん」
灰仁の好きな女性とは、扇言のことだった。
灰仁は続けて提案する。
「死ぬ前に俺と恋愛しない?」
灰仁の突然の告白に、扇言は驚く。そして「そう簡単に恋に落ちたりしません」と口では反発しながらも、なんとなく心惹かれてしまう。
「なんて、ずるい大人」
墜落しようとしたJKと"灰仁"と呼ばれるクズ教師の恋が、ゆっくりと動き始める。
最新11巻では、灰仁の過去にまつわるエピソードなどを収録している。
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