やる気が出ない、疲れが取れないなど、毎日「なんだかしんどい」と感じるのは、ストレスが溜まっているせいかも。特に最近は、在宅時間が長くて孤独感が増した、収入が不安だという人も増えている。
2021年6月28日、『ストレス脱出レシピ』(主婦の友社)が発売された。
ストレスを感じると、脳内ホルモンが働いて心の安定を保とうとする。しかし、この時に脳内ホルモンを合成する栄養が不足している人が多いという。つまり、メンタルをととのえるためには毎日の食事が重要だといえる。
本書には、心療内科医の姫野友美さんが監修した「心と体の健康に役立つ栄養」が取れる食事のポイントやレシピが掲載されている。
では、本書の内容を一部紹介していこう。
■ストレスの原因や脱出のための「ごはん術」をわかりやすく解説
巻頭マンガでは、ストレスの原因や対策を紹介。
また、最近悩む人が増えている「コロナうつ」「HSP(繊細な人)」に負けない「ごはん術」をアドバイスしている。
「足りないのはあなたの『がんばり』ではなくて、『脳の栄養』です!」という言葉に自分の努力不足ではなかったのだ、と安心する。
■ストレス脱出のヒント
ストレスケアに欠かせないのが、「たんぱく質」「鉄」「ビタミンB群」「ビタミンC」。そして糖質オフも。ストレスと脳内ホルモンの関係、とるべき栄養などを、わかりやすく解説している。
ストレスが溜まっていると、食生活をついつい蔑ろにしがちだ。
■ストレス脱出!レシピ集
高たんぱく質、低糖質ほか、足りない栄養素から、その日の献立を決めることができる。
「献立例」、たんぱく質食材別「メインおかず」、サラダ・スープ・小鉢などの「サブおかず」ほか、作りおきおかずやおやつも掲載。
「うま塩豚角煮 」(たんぱく質30.0g/糖質0.9g)
「豚とズッキーニのガパオ風いため 」(たんぱく質29.6g/糖質4.7g)
「青菜たっぷり塩肉どうふ 」(たんぱく質20.7g/糖質3.6g)
どの料理も身近な材料で、手軽に作れるものばかり。たんぱく質やビタミンなどストレス軽減に効果がある栄養をしっかり摂取できて、低糖質のレシピばかりだ。毎日の食事から健康に近づこう。
ストレスの理由に向き合い、毎日の料理で解決していく本書。最近疲れたな、と感じるようになった方は食事から見直してみると良さそうだ。
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