アルコール依存症の父との暮らしを描いた菊池真理子さんのノンフィクションエッセイ『酔うと化け物になる父がつらい』は、松本穂香さん主演で映画化もされ、話題を呼んだ。菊池さんの新刊『依存症ってなんですか?』(秋田書店)では、そもそも「依存症」とは何なのか、やめようとしてもやめられないのはなぜなのかなど、アルコール依存症をさらに深く掘り下げる。
父がお酒に酔うと化け物のようになったのは、アルコール依存症という病気だったのかもしれない。だとすれば、自分は家族としてどう関わればよかったのだろう。病気だったかもしれない父にしてあげられることはあったのだろうか――。過去は変えられなくても、依存症を知れば何かが変わるかもしれないと、菊池さんはさまざまな立場の人から話を聞きに行こうと決意する。
取材をしたのは、断酒会、AAなどの当事者、臨床心理士の信田さよ子さん、精神科医の松本俊彦さん、成瀬暢也さん、そしてアルコール依存症を公表しているアーティストのZIGGY・森重樹一さん。彼らは、どんな「答え」を菊池さんに示すのか。
「知ったら何か変わるかな」
アルコール依存症って何ですか?
ちょっと知ってみようと思う
「この本を描いたことで、ようやく前に進める」と語る菊池さん。知っているようで、実はよく知られていないアルコール依存症について、理解が深まる一冊。
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