メイクが「おしゃれをするワクワク」から、「アラを隠す作業」に変わったのは、いつからだろう。若いころは、似合う・似合わないなど気にせず新しいカラーやコスメに挑戦していたのに、いつの間にか「これは自分には似合わない」と諦めて、無難な色やコスメを選ぶようになった。
その一つが、カラー。もちろん、自分の肌に似合うメイクやファッションの基準となるパーソナルカラーを知っておくことは大切だ。肌の色みや明るさによって「イエベ(イエローベース)」か「ブルべ(ブルーベース)」に大別される。一般に、「イエベ」は黄みを含んだ温かみのある印象、「ブルべ」は青みを含んだクールな印象だ。とはいえ、「自分の肌はイエベだけど、本当はブルべのコスメを使ってみたい!」ということもあるのでは?
ほかにも、「一重や奥二重でもアイシャドウを楽しみたい」「メイクがマンネリ化している」など、メイクに関する悩みは尽きない。そんな悩みにこたえてくれるのが、『メイクでもっときれいになれる最新美容大全 似合わせ力を磨く100のレッスン』(KADOKAWA)だ。
著者は、メイク&カラーコンサルタントのあやんぬさん。パーソナルカラーや骨格診断などの資格や元美容部員の経験を生かしたブログ、ツイッターやインスタなどで発信する美容情報が人気だ。
他人から見たら小さなことかもしれないが、自分にとっては大きな悩みになりうるケースは多い。本書では、これまでは自分には「合わない」とあきらめていたアイテムやカラーを取り入れていくための方法が紹介されている。「似合わせ力」を磨くとこれからのメイクがさらに楽しくなるだろう。
さらに、withマスク時代のカラーメイク術やスキンケア、ベースメイクの基本も抑えられている。コロナ禍でも役に立つ情報が満載だ。
「似合わせ力」を高めて、自分のお気に入りのアイテムやカラーに挑戦し、コスメ選びや、新しいメイクを試すときの、あのワクワク感を取り戻したい。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?