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東野圭吾の新作、早くも大反響。『白鳥とコウモリ』は「読むたびに見え方が変わってくる」

白鳥とコウモリ

 人気作家の東野圭吾さんの最新作『白鳥とコウモリ』(幻冬舎)が4月7日、満を持して刊行された。

 同作は東野さんの作家生活35周年記念作品。東野さん自身が「今後の目標は、この作品を超えることです」とコメントするほどの力作で、発売直後から大反響を巻き起こしている。4月13日発表のhonto総合ストア週間ランキング(集計期間4月4日~10日)でも、第2位にランクインした。

 あらすじは次の通り。

幸せな日々は、もう手放さなければならない。

遺体で発見された善良な弁護士。
一人の男が殺害を自供し事件は解決――のはずだった。
「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」
2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の"告白"。その絶望――そして希望。
「罪と罰の問題はとても難しくて、簡単に答えを出せるものじゃない」
私たちは未知なる迷宮に引き込まれる――。

 同作は4月10日放送の「王様のブランチ」(TBS系)でも取り上げられた。番組では「騎士竜戦隊リュウソウジャー」で主役を務めた俳優の一ノ瀬颯さんが、同作の魅力について次のように語った。

「あらゆるところに伏線が張り巡らされていて、読むたびに見え方が変わってくる。加害者の息子、被害者の娘、刑事とか、いろんな視点から出来事をとらえていて、白黒の絵が重なっていくうちに色がついていって、最終的に出来上がる「真相」という一つの絵が、鮮やかなカラーとして浮かび上がってくるんです」
※画像提供:幻冬舎
BOOKウォッチ編集部
  • 書名 白鳥とコウモリ
  • 監修・編集・著者名東野圭吾 著
  • 出版社名幻冬舎
  • 出版年月日2021年4月 7日
  • 定価本体2000円+税
  • 判型・ページ数四六判並製
  • ISBN9784344037731

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