センター試験から大学入学共通テストに切り替わった今年の大学受験。現役合格を狙う安全志向や理系志向の高まりがいわれていたが、実際はどうだっただろうか。「アエラ」4月19日号(2021年4月12日発売)は巻頭で、「全国121高校の『合格力』」を特集 した。
目玉は、二つのランキングだ。一つ目は、旧帝大(北海道大、東北大、東京大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大)に東京工業大学を加えた8大学について、合格者数の多い高校を調査し、現役合格率の高い順に並べたもの。二つ目は、早稲田大、慶應義塾大、東京理科大、 MARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)の8大学について、主な理工系学部における合格者数を調査したもの。見えてきたのは、東大への合格率で抜きんでた存在の、ある中高一貫校。学校に取材すると、子どもたちのモチベーションの源泉は「挫折感」だという意外な事実にたどり着いた。
特集の関連記事として、「プレステの父」久夛良木健さんと「iモードの父」夏野剛さんの対談も独占掲載。2022年度に近畿大学が新設予定の「情報学部」で、学部長に就任する予定の久夛良木さん。一方、夏野さんは20年、同大の情報学研究所所長に就任した。対談では、いま教育の世界に身を投じる理由、日本社会の停滞の原因に加え、「プレイステーション」や「iモード」の発想の原点、学生に求める「妄想力」などについて、縦横無尽に語り合った。
この号の表紙は、『オルタネート』で直木賞と本屋大賞にノミネートされ、その後吉川英治文学新人賞を受賞した加藤シゲアキさん。カメラの前に立ったとたん、蜷川実花が発した一言は「やせた!」。撮影が行われたのは主演舞台の初日を目前に控えた3月末、しかも稽古終わりというタイミングだったが、加藤さんは疲れを見せるどころかエネルギッシュ。「次の作品からはもう一つギアを上げていかなければいけない」「(自分は)文学界の中心にはいないけれど、 何かをつなぐことはできる」と話すなど、小説家としての新たな決意を感じさせるインタビューとなった。
4月15日に、カリフォルニアの大自然の中で服すら脱ぎ捨てたありのままの姿を収めた写真集を発売する水原希子さんにも、インタビュー した。世界中を巻き込んだコロナ禍で、「生死をものすごく意識した」という水原さん。「写真集を出すなら、今のこのタイミングしかない」と考えた背景に、どんな思考があったのだろう。読めば誰もが共感できる、言葉の数々をお届けする。
この号では、300万口座を突破し買い付け額も激増中の「つみたてNISA」対象ファンド167本の売れ筋を独自検証。人気の商品であることを示す「純資産総額」でランキングし、ベスト30を掲載している。
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