北欧インテリアといえば、この人。森百合子さんの新刊、『日本の住まいで楽しむ 北欧インテリアのベーシック』(パイ・インターナショナル)が2021年3月11日に発売される。
森さんは、執筆活動を中心に北欧の食やライフスタイルや旅情報を発信する傍ら、東京・田園調布の築80年の民家で北欧のビンテージ食器やテキスタイルなど生活雑貨を扱う「Sticka(スティッカ)」を運営している。
これまで『3日でまわる北欧』シリーズ(トゥーヴァージンズ社)や『北欧のおもてなし』(主婦の友社)、『いろはに北欧』(学研プラス)などさまざまな「北欧本」を出してきたが、今回はあえて「ベーシック」にこだわった。
長年、北欧の家を訪ね見てきた森さんが、日本の家と北欧インテリアの相性が良い理由をひもときながら、リノベーションを重ねた自邸での実践方法を紹介する。
住まいのベースとなる部分の作り方や、色・デザインを積極的に楽しみ、取り入れるアイデアは、「こうでなければ」というルールではなく、知っておくとアレンジもできるベーシックな考え方だ。基本をおさえれば、日本でも北欧の住まいのような「普通」に素敵なインテリアが叶えられるという。
森さんは、主宰するウェブサイト「北欧BOOK」で本書について、「じつは初めての直球インテリア本になります」として、以下のようにコメントしている。
「住まいをもうちょっと良くしたい方、北欧インテリアに興味がある方、築87年の古民家で実現した北欧式インテリアをのぞいてみたい方にぜひおすすめしたい一冊。そして、みなさんのより快適な住まいづくりに役立てていただけたら嬉しいです!」
以下に本書の一部を紹介する。リノベーションだけでなく、賃貸物件でも取り入れられるアイデアが満載だ。
赤や黄色、ブルーなど、明るい色を使っているのに、ガチャガチャしないのは「北欧ベーシック」をおさえているからなのだろう。家族とのだんらんの時間が増えた、リモートワークのスペースを設けたいなど、「新しい生活様式」に合わせてインテリアやレイアウトの改造計画を立てている人にもおすすめの一冊だ。
目次は下記の通り。
1章 北欧の家で見つけた インテリアのベーシック
北欧の家3軒拝見
北欧インテリアの5 つのベーシック
1. 住まいのベースは白
2. 灯りはいくつも重ねる
3. 素材とモチーフは自然から
4. 色と積極的に付き合う
5. 自分らしさを大切にする
2章 日本で北欧インテリアのベーシックを取り入れる
わが家の白いベースのつくり方
わが家の灯りの選び方
わが家の自然の取り入れ方
わが家の色との付き合い方
わが家の自分たちらしさの表し方
部屋が楽しくなる小さなアイデア
3章 リノベーションで実践したベーシックと工夫
森家のリノベーション物語
部屋別リノベーション&インテリア紹介
他エッセイ&コラム
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