韓国のドラマを見ていると、食事のシーンが多い。日本では見慣れないがおいしそうな家庭料理がたくさん登場する。「愛の不時着」「梨泰院クラス」などの名作ドラマの料理に自宅でチャレンジしてみてはいかがだろうか。
2021年3月1日『ヒゼ先生の無性に食べたくなる!韓国ドラマの定番ごはん』(徳間書店)が発売された。
「愛の不時着」の「グッス」「おこげ」、「梨泰院クラス」の「タテギ」「豚モヤシ炒め」「スンドゥブチゲ」、「知ってるワイフ」の「韓国風トンカツ」、「サンガプ屋台」の「タコ炒め」、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」の「クッパ」、「彼女はキレイだった」の「キンパ」など、韓国ドラマ18作品に出てくる47料理のレシピが1冊にまとめられている。
著者は、ソウルで韓国料理教室を運営するヒゼ先生(チェ・ヒゼさん)だ。レシピはどれも、ヒゼ先生のオリジナル。韓国ドラマを食べて楽しめる。
本書の一部を紹介していく。
「愛の不時着」16話から「グッス」。ジョンヒョクが北朝鮮に変える前、セリのためにレシピを記したメモを冷蔵庫の扉に貼ったシーンが印象深い。フライパンで香ばしい香りが立つまで炒めた煮干しを使ってだしをとると、本格的な味わいに。
「梨泰院クラス」の居酒屋タンバムの「スンドゥブチゲ」。旨味を足すために油で唐辛子粉を炒めた「タテギ」を使うのがポイントだ。具沢山でおいしそうだ。
「知ってるワイフ」5話から「韓国風トンカツ」。韓国では大きくて薄いトンカツにデミグラスソースをかけるのが定番だという。豚肉を薄くするときには、空いた焼酎瓶で伸ばしていく。
「賢い医師生活」7話から「辛口ジャージャー麺」。韓国ではおなじみのジャージャー麺。麺の代わりにご飯を使って、上に目玉焼きを乗せるのもオススメだそうだ。赤色が目を引く。
「ザ・キング」9話から「さきイカの甘辛ダレ」。白いご飯に乗せて韓国のりを巻いて食べるのが韓国風。冷蔵庫に常備しておきたい。
「私たち、恋してたのかな?」3話より「豆腐の煮つけ」。ご飯もお酒も進む一品。煮崩れしにくい木綿豆腐を使う。味が染みていて、食欲をそそるう。
また、韓国ドラマといえば即席ラーメンも有名だ。「チーズタッカルビ」「カルボナーラ」「ユッケジャン」「チヂミ」とかけ合わせたヒゼ先生流アレンジレシピを紹介。一手間加えて、韓国風の味わいを楽しもう。
さらに、韓国ドラマにはお酒を飲むシーンも多い。自宅でできる簡単なカクテルを作ってみるのもオススメだ。
そのほかの掲載料理の一例は以下の通りだ。
ジャガイモチヂミ、チャプチェ、サムギョプサル、コムタン、ワカメスープ、タコ炒め、豚モヤシ炒め、サバの煮つけ、カルグクス、アサリのお粥、ソルロンタン、スジェビ(韓国風すいとん)、キンパ、ホルモン鍋、うずらの卵の煮物、韓国風卵焼き、ミョルチポックム、タテギ、ケジャンのタレ ほか。
また、掲載ドラマ18作品は次の通り。あなたは何本知っているだろうか。
愛の不時着/ある春の夜に/梨泰院クラス/賢い医師生活/彼女はキレイだった/キム秘書はいったい、なぜ?/サイコだけど、大丈夫/ザ・キング(永遠の君主)/サンガプ屋台/知ってるワイフ/スタートアップ:夢の扉/青春の記録/チョコレート:忘れかけてた幸せ/椿の花の咲く頃/バイバイ、ママ/よくおごってくれる綺麗なお姉さん/ロマンスは別冊付録/私たち、恋してたのかな? (五十音順)
メインの料理からお酒まで豊富なレシピが魅力的な本書。韓国ドラマの世界にどっぷりつかった料理は、作るのも食べるのも楽しい。
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