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田中みな実の恋愛模様、実は江國香織の小説が影響していた?

 「GINGER」2021年1月号(幻冬舎)が発売した。表紙は、フリーアナウンサーで女優の田中みな実さん。読者を見つめる熱いまなざしが印象的だ。

 特集は、「伝える、感じる、チカラになる "言葉の魔法"Love Words」と題し、新しい環境の中でコミュニケーションの取り方が多様化している今だからこそ大切にしたい言葉にフォーカスを当てている。

画像は、「GINGER」2021年1月号(幻冬舎)
画像は、「GINGER」2021年1月号(幻冬舎)

 アナウンサーとして"言葉"と向き合い、そのパワーも怖さも経験してきた田中みな実さん。高校生のときに作家・江國香織さんの小説を読んで意識が変わったという。彼女が明かしたのは、過去の恋愛模様だった。

「"小説を読むこと"は、"自分と対話すること"によく似ている。短編小説『おそ夏のゆうぐれ』の一節が好きで、学生のころは理解できなかったけど、本当の意味で誰かを愛したとき、同じ感情がわき起こって...小説のなかの女性と同じ気分になり、同じ行動に出てしまった」

 その一節とは、"至さんを食べたい。あなたを食べればあなたはわたしの一部になるわけでしょう?"だったそう。ちょっと怖い気もするが、共感する女性もいるだろう。

 誌面では小説の一節を連想させるような、さまざまな表情も見せている。

 ほかに、柴崎コウさんは「生きてきた価値観を見直す言葉との出合い」、石田ゆり子さんは「志を高く」という言葉に支えられ、救われて生きてきたというエピソードを披露している。また、出産後、初めて誌面に登場した桐谷美玲さんの連載ページも見どころだ。



   

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