動くのはめんどう、でもやせたい。そんなズボラさん向けの"やせ体質"をめざすメソッド本が発売された。『ひっぱって、ゆらすだけ! 皮下脂肪はがし』(主婦の友社)は、かたくなった皮下脂肪にアプローチする。
筋肉は動かさないとかたくなるというのはよく聞くが、皮下脂肪もかたくなるらしい。しかも、皮下脂肪が筋肉に張り付いてしまうこともあるそうだ。
「皮下脂肪が筋肉にべったり張り付くと、筋肉がスムーズに動きにくくなり、体を動かすこと自体が億劫になったり、運動効果が上がりにくくなるなどの悪影響が。太ももやふくらはぎが張ったり、背中にもっさり肉がついたりと、スタイルのバランスも悪くなりがちに」と説明するのは、著者の柴雅仁(しば・まさひと)さん。
パーソナルトレーナーで鍼灸師の資格も持ち、痛みのない動ける体を作るための方法をツイッターなどで発信して注目を集めている。
柴さんが考案した"皮下脂肪はがし"の基本は、「はがす」「動かす」の2ステップ。まずは大きく肉をつかみ、たぐり寄せるように引っ張る。そして、つまんだ皮下脂肪を小刻みにゆらす。1カ所30秒ほど、痛みが出ない程度が目安。次に、皮下脂肪をはがした部分の筋肉を動かす。これを繰り返すことでやせ体質を作っていく。記者も実際にやってみると、自然とポカポカしてほぐれた感じがした。
柴さん曰く、やせたい部分の筋肉を効率よく動かすことで、「自然と"動きたくなる"体に整う」そうだ。
さらに体を引き締めたい人は、部屋の中で2~3分でできるエクササイズをプラスしよう。
皮下脂肪はがしをした後なら、体の使い方がなめらかになり、短時間で効率よく引き締めることができるという。いままで何をやっても上手くいかなかったという人も、試してみては。
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