株式会社ハルメクが発行する50代からの女性に向けた生き方、暮らし方マガジン「ハルメク」が売れ行き好調だ。日本ABC協会が発表した2019年下半期(7~12月)の雑誌販売部数において、月刊平均販売部数30万4,604部を記録し、女性誌全部門・シニア女性誌部門で販売部数トップ、全雑誌中では2位となった。同社が2020年6月10日に発表した。
出版不況といわれるなか、多くの読者に支持される理由について、株式会社ハルメクは、「『読者目線の誌面作りを行う』編集方針を徹底していること」と発表。雑誌の編集部員はもちろん、社内にあるシンクタンク部門「生きかた上手研究所」で、日々シニアの潜在ニーズの探索を行っているという。リサーチから取材・編集まで、1冊の雑誌を作るのに約半年かけ、「読者が本当に求めている内容」を誌面に反映しているそうだ。
また、雑誌による情報提供だけでなく、通販やイベント、講座を実施し、体験を通して読者の生き方、暮らし方を応援している。現在は新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントは行われていないが、人気の講座やイベントは「ハルメク」のウェブ上やYouTubeの「ハルメク公式チャンネル」にアーカイブされている。
「ハルメク」の前身は、1996年に創刊した雑誌「いきいき」で、20周年を迎えた2016年5月号から、誌名を「ハルメク」にリニューアルした。毎月10日発行で、直接自宅に発送される定期購読のみ。
2020年6月10日発行の7月号は、「家にいながら今すぐできる!もの忘れ・認知症を防ぐ新習慣」を特集。巻頭インタビューには、さだまさしさんが登場している。
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