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休肝日は必要ない!? 医師ら7人が教える「体にいい酒の飲み方」

 外出自粛にともない、家庭でお酒を飲む"家飲み"の需要が高まっている。しかし、家飲みだとつい飲み過ぎてしまうことも多く、健康面への影響が気になるという人も多い。6月11日発売の『医者が教える 体にいい酒の飲み方』(宝島社)は、そんな人の思いに応えた、体にいいお酒の飲み方を紹介する書籍だ。

写真は、『医者が教える 体にいい酒の飲み方』(宝島社)
写真は、『医者が教える 体にいい酒の飲み方』(宝島社)

 本書では、医師ら7人が最新の学説やデータなどに基づいて教える、体にいいお酒の飲み方が紹介されている。病気にならない酒の選び方や、体にいいつまみの食べ方、二日酔いの治し方などの信頼度の高い情報だけではなく、都市伝説や迷信などを解き明かすトリビア的要素も含まれており、雑学本としても楽しめる書籍になっている。

 たとえば、「酒の飲みすぎが脂肪肝を招く」「健康のために休肝日を設けるべき」とよく言われるが、近年の調査研究によると、脂肪肝の本当の原因は「糖質」であり、適量のアルコールはむしろ脂肪肝や糖尿病の予防・治療に役立つそうだ。ビールに含まれるホップの成分は、認知機能の改善に役立つ効果も持っているという。

 また、お酒を飲み過ぎた翌日の朝は、大量の水分と糖質が消費されるためにご飯などで糖質を補給したほうがいいのだが、食欲がない場合はじゃがいもの味噌汁を飲むと良いそう。胃粘膜の保護や糖質の補給に役立つそうだ。

写真は、じゃがいもの味噌汁を勧める石原新菜先生(提供:宝島社)
写真は、じゃがいもの味噌汁を勧める石原新菜先生(提供:宝島社)

 これがあれば、気兼ねなく自宅でお酒を楽しむことができそうだ。

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