さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ、毎週土曜日18:00~18:57放送)では、番組のエンディング付近でBOOKウォッチ編集部がおすすめする本を紹介している。
前回2020年5月30日は「身体づくりから見えてくるもの」をテーマに放送し、編集部からのおすすめの本は、『無敵の筋トレ食』(岡田隆 著、ポプラ社)をピックアップ。
番組では、日本体育大学准教授の岡田隆さんと芸人のお侍ちゃんが「コロナの影響による運動不足」の話から「身体を鍛える意味」についてトークをくり広げしました。
岡田 気づかないところで自分の筋肉が落ちていると感じる時があると思います。外出自粛中はその状況に合わせた筋肉量になってしまうので、駅まで歩くだけで「こんなに疲れるものだったかな」と気付くことが出てくると思います。そうならないために、身体を作ることは大切です。
入山 まず何から始めればいいですか。
岡田 家の中でできる筋トレでかなり鍛えられます。いきなりハードなものをやるのではなく、段階的にやっていくことが大切です。
砂山 具体的にどんな運動をすれば筋肉が落ちにくくなりますか。
岡田 移動の機会が減っているので、下半身の筋肉が落ちています。お尻の筋肉が二足歩行の際に大切ですが、この筋肉や太ももなどの筋肉が落ちていきます。スクワットと爪先立ちをやると鍛えられます。
入山 今、何も食べずに飢餓の時間を作ることが身体に良いと言う意見もあり、「ファスティング」ブームも起こっていますよね。
岡田 胃腸を休ませるっていう意味では良いと思います。
お侍ちゃん 実際にやっています。胃腸を休めないといけない病気なので、液体の栄養で1日を過ごしたりしています。
岡田 現代人は胃腸を本当に使いすぎているんですよね。
岡田 まず、1つ目に「なりたい身体になって喜ばない人間はいない」と思います。2つ目は「健康の考え方」です。筋力を保っていないと、誰かの手を借りないと歩けなくなってきます。3つ目は「タイムマネジメント」です。トレーニングをするための時間を確保するなど、時間管理ができ、先を見据えた行動ができるようになります。
入山 身体を鍛えることは心を鍛えるということですか。
岡田 そうですね。自分を律することができるようになると思います。まずは、低いハードルでいいので何かやってみてほしいです。成功体験をしてからまた一つ何かハードルを増やしていくことが大切です。
砂山 なるほど。世の中が今後どうなっていけばいいと思いますか。
岡田 自粛が増えたので、これを機に自分と向き合う時間を作ってほしいです。今から運動を習慣化するようになってもらえれば嬉しいですね。
次回の放送は、本日、6月6日(土)18時から「コロナ時代のスタートアップ」というテーマでお送りします。
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