スーパーに梅の実がならぶ季節になった。手づくりの梅干しや梅シロップに、いつか挑戦したいと思っていた人は、家で過ごす時間がたっぷりある今がチャンス。子どもと一緒に梅仕事を始めるのも良さそうだ。
2020年5月20日に発売された『発酵食の作り方と料理レシピ150』(主婦の友社)には、梅干しや梅シロップのほか、みそ、ぬか漬け、塩らっきょうといった定番から、バジルペースト、塩レモン、ザワークラウト、水キムチまで食卓を豊かにしてくれる四季折々の発酵食のつくり方が紹介されている。
本書では、発酵食がなぜ体にいいのか、その理由も書かれている。例えば、梅干しは酸味成分のクエン酸に強い殺菌力があり、食中毒の原因となる菌の増殖を抑える働きがあることが実験によりわかっている。またエネルギー代謝を活発にする疲労回復効果があることでも知られている。
材料は、完熟梅2キログラムに対し、あら塩約350グラム、砂糖70グラム、焼酎100ミリリットル。つくり方は、写真つきでていねいに紹介されているので、初心者でもわかりやすい。
以下の4枚の画像は、『発酵食の作り方と料理レシピ150』(主婦の友社)より。
また、「皮つきうどと豚肉の梅炒め」や「梅オクラの冷ややっこ」、「さばのソテーの梅だれ」など、手づくりの発酵食を活用した料理のレシピが150も掲載されているので、飽きずに楽しく食べ続けられる。
発酵食は免疫力アップに有効だと注目を集めているが、そのほかにも、美肌、疲労回復、デトックス、血液サラサラ、リラックス効果なども期待されている。
食卓に一品、自家製の発酵食が増えると豊かな気持ちになる。おいしく食べて健康をキープし、コロナ禍を乗り切りたい。
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