#ステイホームで、外出の自粛が続く中、食品のデリバリーを依頼する方も多いのではないだろうか。
最近では、Uber Eats(ウーバーイーツ)を利用している方もいるだろう。このサービスを手がける、ウーバー・テクノロジーズ(以下、Uber)は、アメリカ合衆国でタクシーの配車サービスを起点に2009年3月に起業されたまだ若い企業だ。Uberのはじめたサービスが単なる配車サービスではなかったことは、今ならなんとなく肌で感じる方もいるだろうが、そのポイントを分かりやすくまとめているのが『破壊者・UBERの正体』(Wedgeセレクション、宮田拓弥 著/中西享 著/Wedge編集部 著)だ。
Uberの企業価値は、純資産77億3000万ドル、総資産194億ドル(2018年3月末)、売上高 112億7000万ドル(2018年)(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』))。 1ドルを107円のレートで計算すると、年間の売上高は1兆2058億9000万円にのぼる。
この急成長を遂げた企業には、サウジアラビア公的投資基金やソフトバンクなど、名だたるファンドや企業が投資を行っている。それだけの投資を集めるUberが織り成すイノベーションはどんなものだろうか。
本書では、宮田拓弥さんがその真の理由を「知られざるUBERの価値」と題して5つに分類して解説している。
①オンデマンド性
スマホでタクシーを呼べる。乗りたいときに、載りたい場所で。
②スムーズ決済
降りるときに支払いがない。コレは快適。スマホに登録されたクレジットカードから自動引き落とし。
③リアルタイム評価
乗客が運転手を即時に評価する。品質の担保。運転手も乗客を評価する。
④シェアリング
「空いている時間」と「空いている車」をシェア。
⑤ダイナミック価格
混んでいる時間や場所によってニーズに合わせて自動で価格が変動する。
運だよりではなく、お金を高く払えば確実に乗れる。
「空いている時間」と「空いている車」をシェアする仕組みは、お気づきの方も多いと思うが、Uber Eats(ウーバーイーツ)でも根付いている。本書ではさらに詳しく上記5つのポイントが写真つきで解説されているので、気になる方は本書を紐解いてみてはいかがだろうか。
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