「死ぬまであと〇日」。4コマ漫画の最後に添えられた一文が、何げないワニの日常を、かけがえのない日々に変えた。
漫画家のきくちゆうき氏が2019年12月12日にTwitter上で公開を始めた『100日後に死ぬワニ』。最終回が投稿されるころにはフォロワー数200万人を突破し、合計1,700万「いいね!」を集めた。終わる前から早くも「ロス」を訴える声も多かったという。
そんな話題作を1冊にまとめた単行本が、2020年4月8日に小学館から発売された。
SNSで発表された100日間に加え、「0日目」や「後日譚」、発表済みエピソードの隙間を埋めるカットなど、新たに28ページを描き下ろしたオールカラーコミックスだ。
さらに、いきものがかりによる本作のテーマソング『生きる』を使用し、ナレーションには声優の花江夏樹さんを起用したCMも公開された。
4コマの「行間」にどんなエピソードが隠されているのか、そして、ワニの死後、彼を取り巻くキャラクターたちはどうなったのか、気になっている人も多いだろう。「ワニ君ロス」のファンのみならず、まだ「100ワニ」を知らない人にもぜひ手に取ってほしい。
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