家にいる時間が長くなると、運動不足が心配になる。家で簡単にできる運動といえばスクワットを思い浮かべる人も多いと思うが、実は正しいフォームで行わなければ腰やひざを痛めてしまうこともあるそうだ。
トレーナーで柔道整復師でもある松井薫さんの著書『立ち上がるだけでやせる! 5秒 逆スクワット』(学研プラス)は、実は難しいスクワットを、初心者でも正しく行えるようにと考案した「逆スクワット」を解説した本。
「逆スクワット」は最初にしゃがんで立ち上がり、そこからゆっくり5秒でしゃがむ。ブレずに姿勢を保ちやすく、素早い動きとゆっくりした動きとを組み合せることでメリハリのあるエクサザイズになる。運動に自信がない人向けに、椅子に座って行う方法も紹介されている。 以下の2枚の写真は、『立ち上がるだけでやせる! 5秒 逆スクワット』(学研プラス)より。
本書では、ピンクの色をした筋肉「ピンク筋」を鍛えることの大切さが解説されている。ピンク筋とは、脂肪を燃焼させる赤い筋肉(赤筋)と、糖質を燃焼させる白い筋肉(白筋)の両方の特性を持ち合わせた、中間筋と呼ばれる筋肉で下半身や背中に多く存在する。そこを集中的に鍛えることで脂肪も糖質も燃焼させてダイエットに役立てようというねらいだ。本書の中ではマンガで解説されている。
目標は逆スクワット5~10回を3セット。無理せずにできる範囲から、運動不足解消やダイエットに役立ててみてはいかがだろうか。
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