いまや、子育てとスマートフォンは、切っても切れない関係だ。育児の記録や悩み相談、離乳食のレシピ検索、写真を撮る、子どもに動画を見せるなど、日常的にスマホを使っている親がほとんどだろう。
2020年2月21日に発売した「AERA with Baby」(朝日新聞出版)では、「スマホに子守りさせてない?」と題し、スマホ育児のメリット、デメリットを特集している。
ママも赤ちゃんもスマホ依存に陥っている場合もある。その心配があるかどうか、ママは「スマホがないと、ぐずった子どもをあやす自信がない」「授乳中や離乳食をあげているときもスマホをいじっている」など10項目で、乳幼児はメディアやネットへの依存を「いつでもどこでもスマホ・タブレットを触りたがる」「テレビやDVDを消す、スマホ・タブレットを取り上げると泣いたり、不機嫌になったりする」などの9項目でチェックできる(p.16)。
気になるのは、子どもの発達や健康への影響だが、害も効果も研究途上なのだとか。それでも現時点で、子どもがメディアに触れる際にどのような点に気を付ければよいのかが取り上げられている(p.30)。
専門家による知育アプリを選ぶ際のポイントも解説されている。おすすめのアプリも紹介されていて、「ほぼ日のアースボール」「わたしのはらぺこあおむし」「折り紙ちょきちょき」などが選ばれている。
メリット、デメリットをきちんと知った上で、親子でスマホを楽しみたい。
そして、新型コロナウイルスの影響で気軽に外出がしにくくなったいま、子どもにスマホを見せる時間が増えた方も、きっと多いのではないだろうか。このタイミングでこそ、ぜひ、読んでおきたい内容だ。
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