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AERA元編集長から「働く女子」に伝えたい!

 テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」、TBS「あさチャン!」などのコメンテーターを務める「AERA」元編集長・浜田敬子さん。浜田さんの著書『働く女子と罪悪感 「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる』(2018年、集英社)は、この春新社会人になる方をはじめ、全世代の働く女性にオススメの一冊だ。

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『働く女子と罪悪感 「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる』(株式会社集英社)
 「女性が本格的に社会進出するようになって約30年。......この30年で何が変わったのか。何が変わっていないのか。なぜ変わっていないのか。これから変えていけるのか。それを考えるためにも、すでに『歴史』になりつつある私たち世代の物語が、何かのヒントになればと思う。今働くことに悩んでいる後輩世代たちに少しでも参考になれば、その一つのケースとして、少しでも役に立てばと思っている」
(「はじめに」より)

 浜田さんは自身を、1986年に施行された男女雇用機会均等法の施行後に就職した、いわゆる「均等法世代」と呼ぶ。本書は、メディア業界の最先端で挑戦し続ける浜田さんから次世代の働く女子へのメッセージであり、一人の均等法世代の体験記でもある。

 苦手な警察取材を避けていた朝日新聞社支局。表紙や対談などを担当して得意分野を広げた週刊朝日編集部。米同時多発テロや中東取材などの経験を重ねたAERA編集部。そして朝日新聞社退社、デジタルメディアへの移籍――。

 新聞、週刊誌、デジタルメディアでの想像を絶する多忙ぶりだったり、男性上司・同僚、辞めていった女性に対して思うことだったり、これまでの仕事人生の各ステージで浜田さんが体験したこと、感じたことを、かなり率直かつ克明に記している。

 「時代の変わり目に立つ私たちが聞きたかったのはこんな率直な経験談。希望をくれる、働く女性のバイブル。」――エッセイスト・タレント小島慶子さん

 「今こそ女性は『働く』をもっと楽しんでいいのかもしれないと思いました。」――ハピキラFACTORY代表取締役正能茉優さん

■目次
第1章 ずっと逆風の中だった
第2章 女性初は得か損か
第3章 女性は管理職に向いているか
第4章 ワーママと罪悪感
第5章 会社というモンスターとどう付き合うか
第6章 人生100年時代、いつまで働く?

 「管理職」「ワーママ」「いつまで働く」などは、多くの方が気になるワードではないだろうか? 評者は浜田さんの奮闘記とも呼べる本書を読み、これほど仕事に打ち込めるものかと驚き、背筋が伸びる思いがした。また、次世代の働く女子のことを本気で考えている偉大な先輩の存在を知り、心強く思った。

 浜田敬子さんは1966年山口県生まれ。上智大学法学部卒業後、朝日新聞社に入社。前橋、仙台支局を経て93年に「週刊朝日」編集部、99年に「AERA」編集部へ。2006年に出産、育児休業取得。14年に女性初のAERA編集長就任。その後、総合プロデュース室プロデューサーを経て17年退社。「Business Insider Japan」統括編集長就任。

 なお、浜田さんは本日2月25日19時から放送される、文化放送「浜松町 Innovation Culture Cafe」への出演が決定している。

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