「『読む旅』という愉しみ」をコンセプトにした「わたしの旅ブックス」シリーズ最新刊。著者は昭和59年に創刊された地域雑誌『谷中・根津・千駄木』(現在は終刊)の編集人として活躍し数多くの著作を上梓している。大好評を博した同ジシリーズの前作『用事のない旅』では、これまでの長い作家活動の中で埋もれていた旅エッセーを初めて書籍化した。
旅をゆっくり、深く、自分らしく楽しむ旅スタイルが多くの支持を得た。今作のテーマは「目的ある旅」。仕事などの目的のある旅の中で出会った人、風景や美味などをつづった随筆を集めた。鳥取で見つけた美しい万年筆、竹の子狩りで食べたイタドリの油炒め、被災地復興で東北をめぐった話などが、町歩き、聞き書きの名手ならではの視点で描かれ、旅心をくすぐられる。今作もすべて単行本未収録のエッセーで編まれた。読後、どこかへ出かけたくなる1冊。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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