「人生百年時代」とはいうものの、時間も体力もある青春期から、収入はあっても仕事に追われる中年期、やがて迎える定年から、経済的にも心身両面でも衰えを自覚する老年期へ―いつまで続くとも定かでない老いの道行きを考えると、誰しも不安になるものだ。
近年、老いをテーマにした本は世間にあふれているが、本書は、85歳を迎えた小説界の巨匠が、「あくまで一老人」として、これまでの作品や見聞に加えて想像力を駆使しながら書き下ろしたもの。
いわば社会の一線から身を引いた立場で、あらためて居場所を定めながら、どう自らを律すればいいのか。妻や友人、若者など周囲との付き合い方から孤独との向き合い方、、そしていつか訪れる最期を意識しての心の構えまで―辛味の効いたユーモアを交え、実際の場面で役立つアドバイスがふんだんに盛り込まれている。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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