ハリウッド映画と大統領。アメリカを語る際に欠かせない両者を通して、大国の本質を考える。
1915年公開の「國民の創生」がリンカーンを登場させて以来、ハリウッド映画は大統領を描き続けてきた。50年代の「赤狩り」のように激しく対立したときもあれば、ケネディのように愛された大統領もいた。
政治の側も、単に描かれるだけでなく、ハリウッド流のイメージ戦略を活用するなど、両者の相互作用は濃密だ。
著者は国際政治学者として有名だが、実は大変な映画通。「スミス都へ行く」のような名画はもちろん、マニアックな日本未公開作品から「こんな映画が」とあきれる珍作まで、本書でとりあげられる作品は250を優に超える。
ハリウッド映画をもっと楽しむためにも、アメリカ政治の行方を考えるためにも、読んでおきたい1冊だ。アメリカの謎が解ける。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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