民間出身で天皇陛下を支え続けた皇后美智子さまの実像は?皇室番組を手掛けてきた放送作家の著者が、美智子さまと新しい11人から知られざるエピソードを集めた。
「軽井沢のテニスフレンド」から激戦の地・沖縄との懸け橋となった「豆記者」、震災の地からはまぎくの種を送った岩手のホテル経営者など、味わい深い話満載。中でも、中学、高校と同級生だったシャンソン歌手の須美杏子さんの「ミッチとタァコのコンサート」がほほえましい。須美さんが語る多感な時期の〝素顔〟ははつらつとしている。
歌人・岡野弘彦氏は最も印象深い一首として次の歌を挙げた。
「かのときに 我がとりざりし 分去れの 片への道は いづこいきけむ」
美智子さまは自らの人生を重ね合わせて歌われたのではないかと見る。
しみじみと読める話ばかりだ。
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