ビートたけしも70歳を超えたと聞けば、ヘエーッと驚いてしまう。大河ドラマに出たり、小説を書いたりと、相変わらずの大活躍だが、やはり「寄る年波」はあるらしい。老いることへの一抹の「さみしさ」を感じてしまうのだという。
だけど、「老い」を隠そうなんて思ったことはないそうだ。未練たらしさが「さみしさ」を増殖させるのだから、若さを振り返るのはカッコ悪い。老後なんて「くだらなくて、みすぼらしい」のが当然だ。
それを素晴らしいものにしようとするからかえってつらくなる。生きてるだけで丸もうけ、さみしさとどうつきあうか、を語り尽くしたハードボイルドな「不良老人」のススメだ。
事務所独立騒動、大杉漣や松方弘樹ら盟友の死などにも触れ、「高齢ボランティア」の落とし穴など、ニッポン社会にもの申し、優等生老人にはなるなと警告している。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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