「うんちはすごい」加藤篤著

日本国内だけで毎日約2万5000トンという膨大な量が生み出されているといわれる「うんち」。暮らしにこれほど密接な存在でありながら「くさい」「きたない」と蓋をされ、正面から向き合うことが避けられてきた。本書ではうんちやトイレといった排泄（はいせつ）文化を通じて、社会問題の改善と啓発に20年以上取り組んできた、日本トイレ研究所の加藤篤氏が、うんちにまつわる最新知識を、災害、子育て、医療、テクノロジーといった視点から、楽しく、わかりやすく解説している。

「うんちの7つの分類法」「一生のうちにトイレに行く回数は20万回」「大人の便秘対策」「世界一美しい羽田空港の秘密」「小学生4777人にうんちについて聞いてみた」「震災後あなたのトイレは使えなくなる」などうんちにまつわる興味深いトピックが満載。うんちを見れば社会が見える。あなたの知らないうんちの世界をのぞいてみては？