タイトルとデザインを見て、本書を手にとってみた。「ご飯の炊き方」と「人生」にどう関わりがあるのか...そんな疑問はすぐに氷解。たかが炊飯、されど炊飯。本書で紹介されている炊飯術は常識をどんどん覆していく奥深い技術である。
流行の高級炊飯器やブランド新米でなければ美味いご飯は炊けないのか――そんなことはないと著者は語る。「ご飯は冷たい水を沸騰させて煮切る料理」という原理を徹底することで、口に入れるとさらっと溶け、最初にうまみ、かむとお米の奥から甘みがじわっと流れてくる絶品ご飯が炊ける。お米を洗い、分量をしっかり量って、火加減を調整する「姿勢」は、日々の慌ただしさで失いつつある「毎日を丁寧に生きる」ことにつながる。
11分でできる基本の炊飯から、高級割烹(かっぽう)に負けないだしを20分で取る方法、ご飯のお供になるおかずのレシピをカラー図解で紹介。和食の極意が詰まった1冊。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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