力道山、松田優作、鄭大世(チョン・テセ)...。戦後日本を語る上で欠かせない足跡を残した彼らは、何らかの形で出自が朝鮮に由来する。つまり在日韓国・朝鮮人、あるいは在日コリアンとも呼ばれる人々だ。
日本の敗戦から韓国・北挑戦政府の樹立、さらに朝鮮戦争を含む惨劇と国交の断絶。この激動の最中、彼らは生活基盤を確立した日本で戦後を生きていくことを選んだ。本書はそうした人々のうち、特に日本人の記憶に深く刻まれた13人の生涯または半生をつづる。
「異人」は日本で外国人を指すことが多いが、本来は何らかの点で突出した非凡な人物を称する言葉でもある。そんな異人たちの足跡は、社会の周縁から日本を映す鏡として読むことも可能だ。
登場するのは、他に立原正秋、張本勲、ジョニー大倉、徐勝(ソ・スン)、李煕健(イ・ヒゴン)、町井久之、大ヒット映画「焼肉ドラゴン」の監督・鄭義信ら。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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