夢かうつつか。富士山の麓に浮かび上がった真っ赤な雲龍「レッドドラゴン」。
中国上海での写真展も大好評で、日本でもオリジナルプリントが異例の売れ行きを続けている。
その理由として、素晴らしい作品性もさることながら、写真家・宮澤正明氏が「夢に突き動かされ」撮影した経緯や起業家やクリエーターたちの間で、この写真を飾った後に、なぜか運気が上がり、いい話が舞い込んでくると密かに話題となっているからのようだ。
撮影した宮澤氏は広告・ファッション・雑誌など幅広い分野で活躍する一方、平成17年の神嘗祭撮影をきっかけに伊勢神宮の撮影を開始し、現在は奉納写真家として、すでに一万点を超える作品を奉納している。
この奇跡の一枚の撮影までの経過を中心に編集された写真集「レッドドラゴン」に続き、写真集未収録作品も加え、毎月違う作品を鑑賞できるように12ヶ月を構成したカレンダーがついに発売。カレンダーには古来暦注として幸運日とされる「大安」に加え、一粒のもみが一万倍になるとされる「一粒万倍日」、年数回しかない最上の吉日とされる「天赦日」が年間を通してわかる。仕事始め、結婚、結納、開店、引っ越し、入籍、さらには宝くじ購入などの悩ましい「日選び」の参考にもなる。
美しい写真を鑑賞しながら、気になる「吉日」情報もわかる奇跡のカレンダー。これからの季節、お歳暮や引き出物など、国内外の贈り物に喜ばれること間違いない。
「レッドドラゴン」
宮澤正明・著
小学館
2625円(税込)
2012年
「レッドドラゴン カレンダー 2013」
宮澤正明・著
小学館
1800円(税込)
2012年