現在、海上自衛隊では約4万5000人の隊員が任務にあたっていますが、彼らの活動を内外に伝える役割を担っているのが「海上自衛隊写真員」です。
災害などが起こると、海上自衛隊は国内外へと派遣されます。また、日本の海の安全を護るため、日々訓練を重ねています。これらの活動記録を、海上自衛隊写真員は発足当初から撮り続けてきました。
同じ海上自衛官だからこそ撮れる貴重な現場写真は数知れず。彼らの写真からは、任務にあたる隊員たちの意気込みや奮闘ぶりも伝わってきます。そして、驚かされるのは、海上自衛隊写真員の技術の高さです。写真の構図を見れば一目瞭然。厳しい環境下での撮影であっても、その仕上がりには一分の隙もありません。
本書『海上自衛隊写真員が撮らえた任務と訓練の歴史』は、海上自衛隊創設60周年を記念する一冊として制作。全国海自写真員が自ら「写真」を厳選、さらにそれぞれの写真には撮影者(写真員)の執筆による「証言」まで付いています。
海上自衛官にしか撮ることのできない“究極”の写真集です!
【収録カット例】
■福島第一原発事故給水支援・2011年3月(撮影&証言:横須賀地方総監部 屋部3曹)
■日米共同演習・2010年12月(撮影&証言:自衛艦隊司令部 岩下3曹)
■オホーツク流氷観測・2012年2月(撮影&証言:海上幕僚監部伊藤1曹)
■ペルシャ湾掃海任務スチールビーチパーティー・2002年8月(撮影&証言:岩国航空基地隊 神?海曹長)
■ペルシャ湾機雷爆破 初国際貢献・1991年6月(撮影&証言:岩国航空基地隊神?海曹長)
■第1回ソマリア沖海賊対処行動・2009年3月(撮影&証言:海上幕僚監部 下垣内2曹)ほか多数
書名/海上自衛隊写真員が撮らえた任務と訓練の歴史
著者/海上自衛隊
定価/1800円+税