2023年11月1日、タレント・柴田理恵さんの著書『遠距離介護の幸せなカタチ――要介護の母を持つ私が専門家とたどり着いたみんなが笑顔になる方法』(祥伝社)が発売された。
約6年前に、富山に住む柴田さんの母親は、「要介護4」という判定を受けた。それ以来、柴田さんは、母親の意志を尊重し、介護離職でもなく、帰省・同居でもない、「遠距離介護」という形で、入院時以外は主に在宅の形で介護を行ってきたという。
本書は、今まさに遠距離介護を実践中の柴田さんが、自身の体験談を語りつつ、「どうすれば離職せずに介護できるか?」、「遠距離&在宅の介護でどこまでできるか?」「施設入居する際、どこで良悪を見分ければいいか?」、「介護保険はどう利用すればいいか?」などの疑問を、遠距離介護、在宅介護・医療、介護のお金、それぞれの分野の専門家に質問して、やさしく伝授してもらうもの。
介護離職しなくていい、同居介護しなくていい、お金がなくてもなんとかなる。そんな「しんどくならない介護」のやり方が、初歩からわかる1冊だ。
■柴田理恵さんプロフィール
しばた・りえ/女優。1959年、富山県に生まれる。1984年に劇団「ワハハ本舗」を旗揚げ。舞台やドラマ、映画など女優として幅広い作品に出演しながら、バラエティ番組で見せる豪快でチャーミングな喜怒哀楽ぶりや、優しさにあふれる人柄で老若男女を問わず人気を集めている。また、こうした活躍の裏で2017年に母が倒れてからは、富山に住む母を東京から介護する「遠距離介護」を開始。近年は自身の体験をメディアでも発信している。著書には、『柴田理恵のきもの好日』(平凡社)、『台風かあちゃん―いつまでもあると思うな親とカネ』(潮出版社)などのほか、絵本に『おかあさんありがとう』(ニコモ)がある。
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