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「数字の写真集」増刷 日常で出会う数字を撮影して解説

『目でみる数字』

 2023年10月19日、2020年7月に発売された「数字」の写真集『目でみる数字』(東京書籍)の重版が決まり、2刷となった。

『目でみる数字』(東京書籍)

 本書は、写真集『目でみる』シリーズの最新刊で、世の中の興味深い数字をビジュアル展開するもの。日常生活において出合う無数の「数字」を改めて調べて、実際に写真に撮ってみて、雑学とともに紹介する。

花粉とコロナウイルスのサイズ比は、「300:1」。可視化するとプールに浮かぶテントウムシくらい。
カメラのシャッタースピード「1/4000秒」と「2秒」の違いは、こんな表現の違いになる。
「五寸」の花火は「約190m」、「一尺」の花火は「約300m」、「三尺」の花火は、「約600m」あがる。
「1500冊の本」を積み上げると、重さは約450kgとなる。
電柱と電柱の間隔はおよそ「30m」バスの長さはおよそ「10m」と覚えておくと何かと便利。

 数字を切り口にして、様々な分野の興味深い雑学をビジュアルで見せてくれる、教養の深まる1冊だ。

■岡部敬史さんプロフィール
おかべ・たかし/1972年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務後、ライター・著述家・編集者として活動。著書に『くらべる東西』『目でみることば』『似ていることば』(東京書籍)、『将棋「初段になれるかな」会議』(扶桑社)、『風雲児たちガイドブック解体新書』(リイド社)などがある。

■山出高士さんプロフィール
やまで・たかし/1970年三重県生まれ。梅田雅揚氏に師事後、1995年よりフリーランスカメラマン。『散歩の達人』(交通新聞社)などの雑誌媒体のほか「川崎大師」のポスターも手がける。2007年より小さなスタジオ「ガマスタ」を構え活動中。著書に『くらべる東西』『目でみることば』『似ていることば』(東京書籍)などがある。『人生が変わる!特選 昆虫料理50』(木谷美咲、内山昭一・著/山と渓谷社)、『もにゅキャラ巡礼』(楠見清、南信長・著/扶桑社)でも写真を担当。


※画像提供:東京書籍

  • 書名 『目でみる数字』
  • 監修・編集・著者名岡部敬史/文、やまでたかし/写真
  • 出版社名東京書籍
  • 出版年月日2020年7月27日
  • 定価1,430円(税込)
  • 判型・ページ数A5変形・176ページ
  • ISBN9784487813360

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