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よく使う8文字のパスワード。つくり方は何通りある?

直感とちがう数学

 日常生活で使うことが多い、8文字のパスワード。「アルファベットと数字の組み合わせで、8文字以上で設定してください」という文言を見たことがある人は多いはず。ではこのパスワード、いったい何通りつくることができるのだろうか。

 答えは、2兆8211億990万7456通り。大文字と小文字の区別をつける場合、約218兆通りまで増えるという。

 何も見ずに考えれば、「きっと大きな数なんだろうな」とは思ったものの、ここまで大きいとは思わなかったのではないだろうか。

 2022年12月22日に発売された『直感とちがう数学』(Gakken)は、直感とのズレが体験できる問題を詰め込んだ、数学初心者でも楽しめるユニークな1冊だ。

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 YouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」を運営する葉一さんが監修を、数学者とお笑い芸人の二刀流で活躍しているタカタ先生が問題原案作成を務めた。

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監修者の葉一さん(左)と、原案作成者のタカタ先生(右)

直感的な答えと、実際の答えのギャップがすごい!

 本書は、問題を聞いただけで直感的に出てくる数字と、実際の答えのギャップを楽しめる24問を収録している。たとえば......

「35人のクラスの中に、同じ誕生日のペアが1組以上いる確率」はどれくらいだと思いますか?

 10%~20%くらいだと考えた人が多いかもしれないが、答えはなんと約81%! 難しい解説はほとんど入っていないため、数学好きの人はもちろん、数学が苦手な人も小中学生も楽しめる内容となっている。

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99%が水分でできている1,000gのスイカ。水分が98%になると......?
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なんと半分の500gに! その理由は右ページで解説!

プレゼント本にも最適

 本書は、4月から3月までの12か月のイラストとともに数学の問題を掲載している。毎月の行事や季節感を想起させるイラストが、見開き前面に。数学本としてもイラスト本としても楽しめる。

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10月のハロウィンの雰囲気を楽しめるイラスト
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2月の冬の雰囲気。イベント以外でも季節を楽しめる!

 あなたもぜひ、素敵なイラストとともに数学の不思議な世界を体験してみて。


※画像提供:学研ホールディングス


  • 書名 直感とちがう数学
  • 監修・編集・著者名葉一 監修、タカタ先生 原案、カシワイ 絵
  • 出版社名Gakken
  • 出版年月日2022年12月22日
  • 定価1,650円(税込)
  • 判型・ページ数B5変形判・128ページ
  • ISBN9784054068742

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