2023年3月28日に71歳で亡くなった、音楽家の坂本龍一さん。無類の本好きで「いつか古書店の店主になるのが夢だった」という坂本さんが2017年から構想していた、蔵書を共有するプライベートライブラリー「坂本図書」が、9月24日、都内某所にオープンした。
完全予約制で、場所は非公開で運営される。毎月28日正午に、公式Instagramと公式X(Twitter)上で翌々月の予約を受け付ける。現在11月分の予約は埋まっており、次回10月28日に12月分の予約が開始される。
ライブラリーのオープンに伴い、書籍『坂本図書』(発行:一般社団法人坂本図書 発売:バリューブックス)も同日に発売された。2018年から2022年にわたって『婦人画報』(ハースト婦人画報社)に掲載していた連載「坂本図書」全36回分と、2023年3月8日に実施された編集者・鈴木正文さんとの対談「2023年の坂本図書」をおさめた一冊。坂本さんが本を通して見つめた人々の記録だ。
坂本龍一の傍にはいつも本があった。本から始まる。本に気づかされる。本で確信する。無類の本好きで知られる坂本龍一の記憶と想像の人物録。(帯より)
9月29日に発売された『婦人画報』11月号では、〈「坂本図書」から――坂本龍一さんが教えてくれる読書の愉しみ〉を全8ページで特集している。坂本さんの読書姿が表紙となった特別版も限定販売されている。(内容は特別版・通常版で共通)
生前、坂本さんにとって本とはどのような存在だったのか。36回の連載、そしてプライベートライブラリーとしての「坂本図書」を通して、坂本さんが教えてくれる「読書の愉しみ」を解き明かす内容だ。
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