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主食抜くと老ける? 和田秀樹が教える50歳の「差がつく」過ごし方

50歳の分岐点

 『80歳の壁』(幻冬舎)をはじめ、中高年~高齢者の健康に関する本を次々と世に送り出している医師・和田秀樹さんは、「思秋期」という言葉を提唱している。岩崎宏美さんの楽曲ではない。人生の春である「思春期」に対して、人生の秋、50代頃を指している。

 人生後半を若々しく生きるには、この「思秋期」の過ごし方が大きな分岐点になるという。世の50歳が知らない、気をつけたいポイントとは? 和田さんの新著『50歳の分岐点 差がつく「思秋期」の過ごし方』(大和書房)を開いてみよう。


 50歳は、体内のホルモンバランスに大きな変化が起こる時期。過ごし方次第では、急激に老け込んでしまう人も。本書では、以下のような「差がつく」ポイントが紹介されている。

・ホルモンの「枯れ」、どうすれば防げるか?
・「コラーゲン商品」には騙されるな
・男性は玉ねぎを、女性は大豆を食べよう
・「スポーツが体にいい」は迷信
・「主食を抜いておかずばかり」は正しいか
・あなたにもある「見えない」食物アレルギー
・「4時におやつ」の理由
・「食べすぎ」よりも「食べない」という害

 外見、体、脳、お金と仕事まで、あらゆる角度から「老けない」「ボケない」過ごし方がわかる。これから思秋期に向かう人も、思秋期まっただ中の人も、注目したい一冊。

【目次】
序章 ホルモンが大変化する「思秋期」を知っていますか?
1章 50歳で一気に老ける人と若々しい人の差
2章 どうすれば、ホルモンの「枯れ」を防げるか?
3章 「脳」は何から老化する?
4章 1歳でも「外見」を若く!?最新美容技術のリアル
5章 この食事が「体の酸化」を防ぐ
6章 思秋期からの「お金」と「仕事」
7章 この先の人生で、まだ「がまん」を続けるのか?

■和田秀樹さんプロフィール
わだ・ひでき/1960年大阪市生まれ。85年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医、ルネクリニック東京院院長、立命館大学生命科学部特任教授、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック院長など。著書にベストセラー『80歳の壁』(幻冬舎)など多数ある。高齢者専門の精神科医として30年以上にわたって現場に携わっている。


※画像提供:大和書房


  
  • 書名 50歳の分岐点
  • サブタイトル差がつく「思秋期」の過ごし方
  • 監修・編集・著者名和田 秀樹 著
  • 出版社名大和書房
  • 出版年月日2023年6月 8日
  • 定価1,430円(税込)
  • 判型・ページ数四六判・240ページ
  • ISBN9784479797869

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