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母って何? 「CREA」の名物企画が10年ぶりに復活

「CREA」2023夏号

   2023年6月7日発売のライフスタイル誌「CREA」2023年夏号では、「母って何?」を特集していく。

   「CREA」の「母になる」特集は、2005年から2013年までほぼ毎年組まれていた人気のコンテンツ。今回10年ぶりに再登場する。

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   この10年で、日本の女性たちにとって「母になる」ことは、当たり前ではなくなってきた。出生率が下がり続ける背景には、女性たちの意識や社会の変化があるはず。今回は、「母」となった女性、「母」にならなかった女性がいま考えることなど、80ページ強にわたり徹底的に掘り下げていく。

   表紙のスナップ写真に写っているのは、2021年、35歳の時に出産し、現在1歳のお子さんを育てているイモトアヤコさん。巻頭インタビューでは、「これまでいろんな冒険をしてきたけど、私にとっては子どもを授かりたいと思ってから妊娠・出産までの日々もそれに負けないぐらいの冒険で、今も続いています」と語る。

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   「女の人は母親になったら変わると言われることがありますが、もともといろいろな種類の仕事をしている自分、生活をしている自分がいて、そこにお母さんというキャラクターがいっこ増えた感じなんです」というイモトさん。「いろんな人に助けてもらいながら、がんばりすぎず自分で自分にツッコミながらやっていくのが私にはあっている」と、前向きな子育て観を語った。

   ほかにも、ペルーの熱帯雨林での出産予定を発表したコムアイさん、ryuchellさんとの婚姻関係解消後も共に暮らし、子育てをする「新しい家族のかたち」をスタートしたpecoさんなど、話題の人が登場。また、産まない選択をした人や、特別養子縁組をしたカップルの話も掲載されている。

   特集の内容は以下の通りだ。

・イモトアヤコ 「あなたと一緒に冒険して」
・コムアイ   「私はいま、胎児に宿を貸している」
・peco     「これからもryuchellと一緒に"家族"を」
・杉山文野×松中権 「3人で親になった僕たち」
・齋藤薫 「私が産まなかった理由」
・特別養子縁組――主夫と養子で家族はじめました
・不妊治療の「いま」と「これから」
・おかざき真里はなぜ青年誌で「胚培養士」を描くのか ほか

※画像提供:文藝春秋


 
  • 書名 「CREA」2023夏号
  • 出版社名文藝春秋
  • 出版年月日2023年6月 7日
  • 定価950円(税込)

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